09/05/02アイシス、ロック的進化
Wavering Radiant / Isis
今まで以上にオーガニック。
"leave them all behind"の爆音パフォーマンスも記憶に新しい、Isisの新作「Wavering Radiant」は、自身が確立したポストメタルの世界を継承しつつも、いつになくヘヴィでメロディアス、幅広い音楽性を魅せる、まさに進化を感じる1枚になっている。
本作のサウンドは過去作と比べ、ある意味「ロック的」だ。
テクノミュージック的構築=それぞれの音を1点に集める事で生みだしていたIsisサウンドだったが、本作はアーロン・ターナーのヴォーカルも含め、それぞれのプレイが一つ一つ際立って聞こえる。
音響的な浮遊感覚は薄まり、"演奏"を意識させるロック的な作りになっている。
それゆえに本作で感じるグルーヴ感は、ノイズ/アンビエントのそれとは別物の、より原始的なものだ。King Crimson⇒Toolの系譜を感じることもできる。
ある意味Isisのトレードマークでもあったアーロン・ハリスのスネア音はスタンダードなものに変わり、ジェフ・キャシードのベースも輪郭がハッキリしたラインを奏でる。骨格あるメロディも随所に見られる。
クリムゾン「The Power To Believe」の延長線上にある本作は、Isisが現代のプログレッシブロックである事を証明している。
"So Did We"をよりロック方面に再構築したかのような#2 Ghost Key、震えが止まりません。
#Ghost Key
#Threshold Of Transformation
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