09/08/02四十年前にいこう

The Weirding / Astra

Witchcraftなどの懐古主義バンドを送り出している最近のRISEABOVEから、今度は60~70'sのプログレを再現させたバンドが現れた。
そのAstraの1stは、メロトロン・フルート・ムーグシンセ・ハモンドオルガンといった70'sプログレの神器とも言うべき楽器を大々的に導入した、徹底的なレトロサウンドを響かせている。

泣きのメロディと浮遊感ある演奏はJethro Tullや初期Pink Floydを強く意識させ、全編に滞るファズギターはその泣きメロと相俟って、フランスのTai Phongに近い印象だ。作品全体にダークでサイケデリックな雰囲気が纏わりついた、とても2009年の作品とは思えないサウンド。

暗く、ゆったりとした、それでいてロックの原始的なエッジを持ち合わすそのサウンドに、聴いている自分まで40年前にタイムスリップしたかのような感覚を味わえる。

繊細な緩急の折り合いをつけながら、最終的にドラマティックな楽曲へ仕上げる力量が素晴らしい。外見だけではなく中身も伴った、リアルなシンフォプログレの新人が登場した。

#The Rising Of The Black Sun

#The River Under

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