08/11/23パンクガズム、その意味は

Punkgasm / Don Caballero

2009年1月に来日公演を控える、我らがマスロックのパイオニア:Don Caballeroの新作「Punkgasm」。

実のところ僕は4th "American Don"の静と動のインテリジェンスな音像よりは、初期のちょっとバカっぽい攻撃的な演奏スタイルのほうが気に入っていたりする。この6th"Punkgasm"はどちらかと言うと後者だ。

本作の特徴は楽曲をコンパクトにまとめてきた所だ。あまり大仰な転調は避け、短い演奏時間の中、持ち前の幾何学アンサンブルを爆発させる。そのためか、今までの作品と比べて聴き応えは薄い。しかしそのかわり、聴きやすく、ノリやすくもある。ここらへんにタイトル「Punkgasm」の答えはあるのかもしれない。

問題(?)のタイトルトラック#14 punkgasmからも、現代風ディシプリン期クリムゾンと表現するのが正しい気がする。(いかにもエイドリアン・ブリューが歌ってるっぽいから)

そして「やはり」というか、このバンドにとって"ヘヴィネス"は欠かせない要素の一つ。Eugene Doyle(G)は前任のIan Williamsと比べてもよりヘヴィなプレイをする。本作でも抜群のタイミングでそのゴリゴリギターをキメてくれる。Damon Cheのドラムプレイも相変わらずの迫力。こんだけ存在感あるドラマーもそうそういないだろう。

本作の白眉はなんといっても#8 Lord Krepelka。まさにキラーチューンというやつだ。ライブでのプレイを思うとそれだけでヨダレがしたたります。

動画全然ない。My Spaceで試聴可能。

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