08/12/12テクニックの向こう側

Liquid Tension Experiment / Liquid Tension Experiment

Dream Theaterのマイク・ポートノイ<Ds>とジョン・ペトルーシ<G>、後にDTに加入する事になるジョーダン・ルーデス<Key>、そしてご存知トニー・レヴィン<B>からなるプログレッシブフュージョンメタルプロジェクト:Liquid Tension Experimentの1st。

メンツの通り、超絶技巧が火花を散らすテクニカルフュージョンメタルが繰り広げられる。だがしかし、Liquid Tension Experimentというプロジェクトはただのテクニック披露会ではない。楽曲としての良さを追求している点が素晴らしい。

本作の収録曲は、高速プレイのスリリングな曲、神秘的な民族音楽風の曲、エモーショナルなバラード曲と、様々なタイプの曲がある。驚くのはそれら全てがプロジェクトとは思えない程本気で作り込んであり、非常に完成度が高い事だ。

中心となっているのはDTと同じくマイク・ポートノイだが、やはりトニー・レヴィンの存在はデカい。レヴィンはDTのメンバーの先輩格にあたるだけあって、でしゃばる事はないが、それでも強烈な存在感を放っている。(本作ではスティック奏法を使用していないにも関わらずだ)

また、ジョーダン・ルーデスのスリリングなキーボードプレイと美しいピアノも楽曲としてのレヴェルをグンと上げている重要な要素だ。

Dream Theater好きにはもちろんだが、テクニカルメタルという観点以外から見てもクオリティの高い作品。

余談だが、本作の影響を多大に受けているのがジャズピアニスト:上原ひろみだ。彼女の作品は本作と同じシンパシーを放っている。

#Paradigm Shift

#Osmosis

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