09/01/05DOOMの軌跡と奇跡

Lunar Womb / The Obsessed

ミスター・ドゥーム:スコット・ワイノ・ワインリックのソロ作が発表されるとなり、新年早々09年のヘヴィシーンも期待できますね!
ワイノWORKSといえばやはり91年作、Obsessed「Lunar Womb」は外せないだろう。ドゥーム・マストの名を欲しいままにしている名作2nd。

ワイノ他、スコット・リーダー(b)、グレッグ・ロジャース(Ds)というスーパーグループでの編成となったObsessed。
横殴りの重音グルーヴに揺さぶれる中、面白いぐらいにバシッバシッとキマる神リフ神ソロがワイノを一躍スーパースターに伸し上げた。
トニー・アイオミとジョン・マクラフリンに影響されたというワイノのフレーズの妙が炸裂するインストナンバー#4"Spew"は必聴だ。

本作でのワイノのプレイは奇跡という他無い。ドゥーミーな音塊が渦巻く中フックを宿したギターワークは、ジャンルは違えどケリー・キングとジェフ・ハンネマンが「Reign in Blood」で起こした奇跡と同格のものだ。

終始テンションの高いワイノ。第2のギーザー・バトラーと言ってもいいスコット・リーダーが生み出すブっといベース音は、ギターに負けじと主張しまくる。そして体の奥底までに響くバスドラとタムワークでトリップを誘うグレッグ・ロジャース。
ヘヴィネスを知り尽くした三者の演奏に自身の意識ははるか彼方へ吹き飛ばされる。

ドゥームといえども全てが遅いというわけではなく、TroubleやPentagramがそうであるように70sハードロックの流れを感じさせる正統性が本作にもある。
#2"Bardo"や#4"Spew"、#8"No Blame"は疾走してると言えるし、変則リフ、変拍子も頻繁に出てくる。構築美を意識した作曲面からみてもハードロックの影響を強く感じる。
大音量で効くほどに遠くにスッ飛ばされるDoomの至宝。

#Bardo

#Spew

#Back to Zero

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